2017年2月27日月曜日

【報道部入部試験】理科

 本問におけるAとは東北大学理学部化学系の学生である。次の文章を読み、後の問いに答えよ。

問一 東北大学の理・工・薬・農学部の学生は第2学年より青葉山キャンパスで講義を受けることになる。Aの体重を60㎏、青葉山キャンパスと川内キャンパスの標高差を100mとしたときのAが持つ位置エネルギー差を有効数字3桁で求めよ。重力加速度は9・8m/s2とする。

問二 東北大学理学部化学系では青葉山キャンパスでの実験科目を履修するためには58単位を取得していることが必要である。川内から青葉山へ進む際には取得単位の持つエネルギー(以下、単位エネルギー)を位置エネルギーに換算すると仮定したとき、Aにとっての1単位あたりの単位エネルギーを有効数字3桁で求めよ。

問三 東北大学では1単位を取得する際に必要な授業時間以外の学習時間は15時間程度とされている。1学期が15週であり、Aが1学期に20単位を履修登録した際に、Aの週ごとに生み出す単位エネルギーを求めよ。

問四 問三で求めた値にもかかわらずAはサークルやバイトに明け暮れまともに勉強していなかった。このとき学期末にAを待ち受ける運命について考察せよ。

問五 東北大学の文・教育・法・経済学部の学生は4年間川内キャンパスで学習し、医・歯学部の学生は平地にある星陵キャンパスで2年次以降の学習を行う。この場合、彼らの単位エネルギーはどのようにして消費されるか、考察せよ。

※解答は以下をご覧ください。
※本問題は東北大学の入学試験とは一切関係ありません。また、本問題の成績が当部への入部に影響を与えることはありません。



理科 【解答と解説】

 問一 58800(J)
 位置エネルギーの公式に各数値を導入することで求められる。

 問二 1010(J)
 問一で得られた値を必要単位数58で割ることで求められる。

 問三 1350(J)
 簡単な算数の問題である。学習時間としては週20時間。ちなみに標準的な東北大生はこれをはるかに上回る学習時間を当然のようにこなしている(はず)。

 問四 単位エネルギー不足により期末試験で十分な点数を取ることをできず、単位を落とし、留年する。
 このようにならないために日頃から勉強して単位エネルギーを生み出そう。試験直前に焦ったところでどうにもならないのが世の中である。

問五 医・歯学部生の場合:広瀬川の通行料 文系学生の場合:ウェーーーーーーイに消費される。
 東北大学の文系学生は基本的にウェイウェイ大学生である。医・歯学部のキャンパスは広瀬川の対岸にあるため橋を渡るときは単位エネルギーを通行料として支払っている。

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